俳優の森新吾さんが心筋梗塞で死去 37歳 5月舞台は「オマージュ」として上演へ
俳優で振付師の森新吾さんが心筋梗塞のため亡くなったことが9日までに分かった。37歳だった。森さんは博品館劇場で5月9日から上演予定だった舞台「アクトカンタービレ scene2『golden lemonade』」の脚本、演出、出演を手掛けていた。博品館劇場は9日、予定通り「森さんにささげるオマージュ」として、予定通り上演すると発表した。
森さんはDIAMOND☆DOGSのメンバーとして振付師、俳優として活躍。公式HPにはすでに近親者で密葬を済ませたとし、「ご声援いただきました皆様には後日お別れの会を開き、故人を偲ぶ場を設けさせていただきたいと思います」とした。
「このような悲しいお知らせをする日が訪れようとは夢にも思わず、あまりに突然の出来事に悲しみは日々深くなるばかりではございますが、故人の意志を未来に伝えることが残された者たちの使命と思い、前を向いていく所存でございます」ともつづられた。
森さんが出演予定だった「アクトカンタービレ」については、博品館劇場が「森新吾さんの想いを皆様にお届けし、また、様々な作品を創り、数多のステージに立ってきた森さんに捧げるオマージュとして上演致します」と予定通り上演すると説明。内容についてはタイトルはそのままに、「scene1『Smoky Dog』を改訂、ブラッシュアップしたものを、また咲山類さん(DIAMOND☆DOGS)にもご出演いただいて、お贈り致します」と説明されている。