「なつぞら」内村が父親だった 孤独な娘見守る ファン安堵「良かった」「安心した」

 10日放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の第9回で、ナレーション担当の内村光良が、戦地で没した主人公・奥原なつ(子役粟野咲莉)の父親であることが演出から明らかにされた。

 なつは戦時中の空襲で母をなくし、東京で兄と妹と生き抜いていた。戦地で父と一緒で、万が一の時には互いの家族を助ける約束をしていた柴田剛男(藤木直人)が帰還してきて、きょうだいを探し出し、なつは北海道の柴田の家で暮らすことに。

 第9回では、どうしても東京の兄に会いたくなり、柴田の家を飛び出してしまったなつが、河原で柴田から渡された、父が戦地で書いた手紙を読みはじめる。

 最初は、なつの粟野の声での音読で進んだが、やがてその声は父の、ナレーションの内村の声に。戦地で家族を案じつつ「いつだっておまえたちのことを思って、おまえたちと一緒にいるんだ」と語りかけた。

 「この手紙を受け取ったときには、この世にはいない」と告げるが、「だけど今も一緒にいる。だから悲しむな。やっと父さんはおまえたちのそばに戻ってきたんだ」。なつは涙を流しながら読み続けた。

 これにネット上では「内村光良」「ウッチャン」がツイッターのトレンド上位に並び、「お父さんだったんだ」と驚き。孤独ななつだが、いつも父が空から見守っていることになり、「良かった」「これで安心して見られる」との声が相次いでいる。

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