加山雄三 若大将フェスで1万人を動員…「光進丸」を熱唱
歌手で俳優の加山雄三が82歳の誕生日を迎えた11日、東京・国際フォーラムで4年連続4回目となる「若大将フェスティバル2019~君にありがとう~」を行い、2日間で1万人を動員した。
フェスにはさだまさし(67)、森山良子(71)、高見沢俊彦(64)らが参加。加山も「夜空の星」「お嫁においで」などヒット曲の数々を披露し、「光進丸」は特別な思いで歌唱した。
加山がオーナーだった「光進丸」は、昨年4月1日に停泊先の静岡県西伊豆町で火災に見舞われ、その後沈没した。「ショックで10日間眠れなかった」という加山は、4月1日に仏教で1周忌にあたる「1年祭」を当地で執り行い愛船を追悼した。加山は「歌は永遠に残る。あなたのおかげで楽しい人生を送れました」と言葉をかけたという。
THE G.Swith高見沢俊彦のコーナーでは、GSの名曲をカバー。ザ・ワイルド・ワンズの代表曲「思い出の渚」の歌唱が終わると、2015年に亡くなった同バンドのリーダー・加瀬邦彦さんからサプライスで加山に「誕生日おめでとうございます。加山さんとの出会いが財産。感謝してます」のメッセージ。加山はザ・ワイルド・ワンズの名付け親だけに、メンバーの鳥塚しげき(72)、植田芳暁(71)、島英二(71)と肩を並べ「加瀬、そこらへんいるんだろう」と呼びかけた。
出演者全員の写真撮影の際には、加山の82歳を祝うバースデーケーキが贈られた。