2019.04.12

尾上菊之助、宮崎監督が描いた舞台祝幕に感激「出ない訳にはいかない」

宮崎駿監督が描いた七代目尾上丑之助初舞台の「祝幕」の絵（Ｃ）Ｓｔｕｄｉｏ　Ｇｈｉｂｌｉ（Ｃ）松竹

宮崎駿監督が描いた七代目尾上丑之助初舞台の「祝幕」の絵を披露する尾上菊之助（左）と鈴木敏夫氏＝東京・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル

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　歌舞伎俳優の尾上菊之助（４１）とスタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役（７０）が１１日、都内で行われた七代目尾上丑之助初舞台「絵本牛若丸」でお目見えする「祝幕」の発表会見に出席した。この祝幕は、菊之助の長男・寺嶋和史君（５）が「團菊祭五月大歌舞伎」（５月３～２７日、東京・歌舞伎座）で丑之助として初舞台を踏むのを祝う特別な引き幕。絵はジブリの宮崎駿監督（７８）が描いた。

　１２月に東京・新橋演舞場で上演される新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」に主演する菊之助から祝幕を依頼されたという鈴木氏は「これは断れないなと思いました」と会場を笑わせた。菊之助も本来は作品にはない弁慶の初役を演じることになり「弁慶を描いていただいて、出ない訳にはいかない」と苦笑いしていた。