東国原 東大生へ「上から目線」「たかが東大」切り捨てた後「嫉妬です」
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が15日、フジテレビ系「バイキング」で、上野千鶴子氏の祝辞で話題の東大について言及。上野氏が語った、知識を「恵まれない人を助けるために使って」という考えについて「高飛車な本当に上から目線」とバッサリ。そういう考えを口にすることも「ぼくの嫉妬」と認めた。
番組では石井てる美、木村美紀という2人の東大卒タレントを招いて上野氏の東大入学式祝辞について議論。その中で、石井、木村とも東大女子だったからこそ受けた“逆差別”について語った。2人はあだ名を「東大」とつけられたことなどを明かしたが、これに坂上忍は自身が中卒であることから「東大と言われるより、中卒と呼ばれたらしんどくない?」と質問。すると東国原が「ぜいたくな優越感ですよ」とバッサリ切り捨てた。
「東大はそういう存在。それを受け入れて生活しないと」ともコメントし、ノーブレス・オブリージュという考え方を引用。身分の高い人にはそれに応じる社会的責任、義務があるという考え方だ。
東国原は「ノーブレス・オブリージュという考え方あるよね。あれは高飛車な本当に上から目線。でもあの人達は思ってない。自分が優越だから、優越でない人の手助けをしないといけない。その考えは上から目線だと思う」と持論を述べた。
「上野先生も言ってます。あれは上から目線です、僕から言ったら。ふざけんな。お前らたかが東大だろ、そんなにえらいのかとぼくは思ってます」と吐き捨てた後「それもぼくの嫉妬です」と素直に認めた。
「でも、そういうことを言われると、百も承知で生活しないといけない」と東大生、東大出身者へ伝えていた。