松坂桃李「大人が恋愛するといろいろ出てくる」恋愛観語る
俳優の松坂桃李(30)が16日スタートのフジテレビ系主演ドラマ「パーフェクトワールド」(火曜、後9・00)の見どころをPRし「乗り越えなければいけない障がいって、大人が恋愛するといろいろ出てくる」などと恋愛観についても語った。
自身にとって初の主演恋愛ドラマとなる同作について「“夢だけで恋愛はできない”ということを、この作品はすごく伝えていると思います。学生時代の恋愛とは違った恋愛ドラマなので、特に働いている大人のカップルの方に見てほしい」とPR。
物語は、不慮の事故により突然車いす生活を送ることになり、生涯1人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくラブストーリー。松坂は「乗り越えなければいけない障がいって、大人が恋愛すると結構いろいろ出てくると思うんです。相手のことだけでなく、その先だったり、周りだったり。相手が今抱えているものを考えなくてはいけない、考えざるを得ない」とし「今回は車いすという形で伝えていますが、それだけではないと思います。この作品が、そういう方々にとっての励みとなり、何か乗り越えるきっかけになるドラマになれば」と語った。
ドラマを通して伝えたいメッセージについては「物語の軸としては、欠けている2人がそれぞれ補い合って1つの景色に向かって歩んでいくという物語です。なので、ぜひみなさんも身近な何かに置き換えて見ていただきたいです。もしお付き合いをされている方がいるなら、その方と『一緒にやっていこう』と前向きに考えられるきっかけになれるようなドラマになればうれしいです」と答えた。