オール巨人 相方阪神の脳梗塞前の異変明かす「言葉詰まる」「目眩で倒れる」
ベテラン漫才師オール阪神・巨人のオール巨人(67)が16日までにブログを更新。初期の脳梗塞(こうそく)から9日に復帰した相方・オール阪神(62)の診断前の様子を明かした。
2人がゲスト出演し、14日に放送された関西テレビのバラエティー「マルコポロリ」について、巨人は「収録時に、今日の阪神ちゃん言葉に詰まるし、ちょっと、おかしいなあ~って思ってたんです。ただ、持病のメニエルの影響で調子が悪いんだろう、と思っていましたがこの頃から脳梗塞が始まっていたんでしょうね」と“予兆”があったとした。
さらに、「実は入院するまで、ここ一ヶ月は毎週1~2回凄いひどい目眩(めまい)が出て、調子が悪くなって楽屋で倒れてました。本人もメニエルだと決めつけていたんですが、脳梗塞が徐々に進んでいたのかも知れません」と阪神の体調が長期間すぐれなかったと記した。
3月27日に入院した阪神は、4月6日に退院して9日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で舞台復帰。コンビで、15日までNGKでの1週間のステージを終えた。巨人は「今週はその目眩が出なかったので、脳梗塞も影響してたんでしょうかね。ただ、今でも阪神ちゃんの左耳はほとんど聞こえないし、ずーっと、強烈な耳鳴りはしているそうです」と現在の様子を報告した。
それでも、相方の早期復帰を喜ぶ巨人は「まだまだ漫才は出来ないと思っていましたが、担当医師の先生方の的確な治療と手当のお陰で、早い退院ができまして、舞台に立てたことを本当に感謝しています!」と思いをつづるとともに、「漫才には全く脳梗塞の影響がなく相方としてホッと一安心も二安心もしています」とネタ披露のデキに手ごたえを感じていた。
最後に巨人は「阪神ちゃんは、右手のしびれが出て3日目に病院に行って梗塞が分かり、今回は運良くことなきを得たんですが、皆さんも何か調子が悪かったら、早めに病院に行きましょうね!」と呼びかけ、「僕もこの歳ですので、あちこちいたんで来ました。今月は17日に首の検査に行くのと、人間ドックにも行く予定です」と明かした。