漫画界、アニメ界からもパンチ氏悼む声 江口寿史氏、手塚るみ子氏、水木一郎も…
「ルパン三世」などで知られる漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんが11日、肺炎のため死去した。81歳。北海道出身。公式HPで発表された。葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行った。後日、偲ぶ会を開催する予定。この訃報に、漫画界、アニメ界からも悲しみの声が相次いだ。
漫画家の江口寿史はツイッターで「ちっちゃい頃、8歳上の兄のアクションをチラ見して、ルパン三世の垢抜けた画風とお話にものすごく大人な世界を感じて、そっと閉じたことを思い出します」とのつぶやきを投稿。
故手塚治虫氏の長女でプランニングプロデューサーの手塚るみ子氏もツイッターで「父娘ともお世話になりましたモンキー・パンチ先生。あらためてアトム展へのご出展、そしてキチムシでの貴重なコラボレーションの出品をありがとうございました。天国でまたピアノを弾く手塚とお会いしてるでしょうか。心からご冥福をお祈り申し上げます」とつぶやき、モンキー・パンチ氏が描いた「リボンの騎士」のサファイアのイラストを添付した。
アニソンの帝王・水木一郎も「モンキー・パンチ先生の訃報を知り残念でなりません。ご冥福を心より御祈り申し上げます。合掌」と追悼。またペンタブレットの株式会社ワコムも公式ツイッターで「モンキー・パンチ先生には、ペンタブレット黎明期からずっとワコムを支えて頂きました。ご冥福をお祈り申し上げます」と自社製品を愛用し続けてくれたモンキー・パンチ氏に感謝の言葉をつぶやいた。