パンチ氏訃報で朝ドラファンも涙 「ふ~じこちゃ~ん」でネットも「しみじみ」
「ルパン三世」などで知られる漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんが11日、肺炎のため死去した。81歳。北海道出身。公式HPで発表された。この訃報に、NHK連続テレビ小説「なつぞら」ファンも悲しみの声を上げた。同ドラマの中では、なつを北海道に連れて来た柴田剛男(藤木直人)が、妻の富士子(松嶋菜々子)を「ふ~じこちゃ~ん」と呼ぶ言い方がルパンを彷彿させると話題になっていた。
「なつぞら」ではスタート直後から、藤木の「ふ~じこちゃ~ん」がネットで話題となっていた。しかも舞台は、モンキー・パンチ氏の出身地である北海道。主人公のなつは今後、アニメーターを目指す設定だ。
この日の放送でも、泰樹(草刈正雄)に農協へ協力してほしいと呼び掛ける剛男が「私だって富士子ちゃんと結婚して22年も…」と訴え、これに末娘の明美が「富士子ちゃんが出た」と喜ぶシーンが流れた。
この「富士子ちゃん」に、「なつぞら」ファンはモンキー・パンチ氏を悼むコメントを投稿。「しばらくは『なつぞら』藤木直人の『ふじこちゃん』聞くたびしみじみしちゃう」「ふじこちゃんは峰不二子を思い出す」「モンキー・パンチさん死去のタイミングで富士子ちゃん」「ふじこちゃん発言に、モンキー・パンチさんの訃報もあり、おんじが次元大介に見える」「ふじこちゃん。今朝は悲しく聞こえる」「今日のこのタイミングでふじこちゃん」などの声が上がった。