お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が１７日、フジテレビ系「バイキング」で、ネットで同番組が「すごい叩かれている」とＭＣの坂上忍へ助言。それでも論調を変えない同番組に「このご時世、よく頑張ってるなと思う」とコメントし、スタジオを笑わせた。

　番組では、麻薬取締法違反容疑で逮捕、起訴されたピエール瀧被告のＣＤ出荷停止に、６万人もの署名が集まったことを議論。その中で、作品出荷停止は行きすぎではないかという論調、法を犯したのだから仕方がない論調があることや、薬物を使用した著名人への社会の風潮の厳しさなどもあることを議論した。

　その流れの中で、署名賛同したジャーナリストの佐々木俊尚氏が、ネットでは声が大きい人が目立つと指摘。すると小木は「バイキングもすっごい叩かれてる」と議論に割って入った。

　坂上は「絶対にネット見ない。ネット見た途端、涙流して泣いちゃうかもしれない」とネットでのバイキング評は知らないと言うと、小木は「ネットをチラチラ見ると、すんごい叩かれてる。周りは抹殺しようとしているわけです、バイキングを」と説明し「普通の企業ならそんなに言われるなら直していこうってなるのに、この人達頭悪いのか、全然（スタンスを）変えない。結構前から叩かれてるんですよ、この番組」と坂上に説いた。

　すると横からラサール石井が「スポンサーの心が広い」とコメントし、小木も「スポンサーさんがすごいのか」と納得。坂上も「ぶれません」と断言すると、小木は「よく変えないなと。そこはすごい。このご時世、よく頑張ってるなと思う」と感心していた。