実写版ルパン 小栗旬「すてきな思い出」目黒祐樹「主演は大きな喜び」
初の実写ルパン映画「ルパン三世 念力珍作戦」(1974年)でルパン役を演じた俳優・目黒祐樹(71)が17日、モンキー・パンチさんを悼んだ。
直接、会ったことはなかったが、元々アニメ版「ルパン三世」の大ファンで、主演を「感動しておりました。心の中で大きな喜びでした」と振り返った。
当時はこわもての役を演じることが多く、コメディータッチのルパン役は挑戦でありターニングポイント。「アニメの動きをするのは非常に大変。ストップモーションや逆回しなども駆使しました。泥棒の役なので、撮影は深夜ばかりでしたね」と懐かしんだ。
映画「ルパン三世」(14年)でルパンを演じた俳優の小栗旬(36)は「いつも笑顔でとても優しいモンキー先生」、「特別出演して頂いた機内のシーンは私の中でもすてきな思い出」と振り返り、同作で五ェ門を演じた綾野剛(37)は「モンキー先生は『あ、五ェ門がいる』と言って下さいました。役作りをあれこれ考えていた私の不安を吹き消すようなエールのお言葉です」と感謝していた。