拳銃所持で映画監督逮捕 「泣き虫-」など手掛けた豊田利晃容疑者
静岡県警三島署などは18日、拳銃1丁を所持したとして銃刀法違反の疑いで、映画監督豊田利晃容疑者(50)を現行犯逮捕した。豊田容疑者は将棋界の実話を映画化した俳優・松田龍平主演の「泣き虫しょったんの奇跡」の監督や、ピース・又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化した「火花」の脚本などを務めた。
逮捕容疑は18日、自宅で回転弾倉式拳銃1丁を所持した疑い。県警は認否を明らかにしていない。県警によると、別の事件の捜査で自宅を捜索した際に拳銃を見つけた。
「泣き虫-」は3月20日に配信とブルーレイとDVDの発売を予定していたが、延期されていた。今回の逮捕を受けて、発売元のバップはデイリースポーツの取材に対し、これから対応を協議するとした。
豊田容疑者は2005年に覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されたことがある。