東京ジャズにチック・コリア、チャールズ・ロイド、カマシ・ワシントンら出演決定
2002年から続く国内最大級のジャズフェスティバル「第18回東京JAZZ」(8月30日~9月1日、東京・NHKホールなど)に、レジェンドのチック・コリア(ピアノ)とチャールズ・ロイド(サックス)、現代のジャズを代表するカマシ・ワシントン(サックス)とスナーキー・パピーの4組が第1弾出演者として19日、発表された。
リターン・トゥ・フォーエヴァーなどでジャズ史に革命を起こしてきたチック・コリアは、アコースティック・バンドとエレクトリック・バンドの2形態で登場する。
アコースティック・バンドは、ジョン・パティトゥッチとデイヴ・ウェックルというオリジナルメンバーで20年ぶりに再始動。エレクトリック・バンドにはこれにフランク・ギャンバレとエリック・マリエンサルが加わる。コリアが一度の来日で2バンドの公演を行うのは、実に27年ぶりのことになる。
81歳、60年以上の活動歴を誇るロイドは東京ジャズ初登場。ジュリアン・ラージ、ジェラルド・クレイトン、ルーベン・ロジャース、エリック・ハーランドと、実力派をそろえて来日する。
フジロックフェスティバルやサマーソニックにも出演したワシントンは、LAジャズのみならず現代ジャズを象徴する存在で、こちらも東京ジャズ初登場。サンダーキャットやケンドリック・ラマーとも活動する、ジャズの枠を超えた新世代のキーパーソンだ。
この他、スナーキー・パピーの出演も決定。2004年にデビューした、マイケル・リーグ率いる不定形プロジェクトで、ジャズやファンク、フュージョンなどを融合したクロスオーバーなサウンドで、既に3度のグラミー賞に輝いている。