広瀬すず 朝ドラ「なつぞら」がJALの機体に…「飛行機の自分の顔、幸せ」
女優の広瀬すず(20)が19日、都内で行われたNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜、前8・00)のJAL特別塗装機お披露目会に登場した。
朝ドラで演じるヒロイン・奥原なつが機体の左右にデザインされたボーイング737-800型機と対面すると、「なかなか飛行機に大きく自分の顔をラッピングされるのは、人生で最初で最後だと思うので光栄。朝ドラで初めてと聞き、うれしく幸せに思います」と朝ドラ初の試みに喜びをかみしめた。
ドラマは4月1日の初回から平均視聴率20%超えと高い位置での“安定飛行”を続けている。第3週が始まった15日から自身が本格登場と人気は高まるばかり。周囲からは「見たよ」「涙した」などと声をかけてもらったといい、「朝ドラはすごい」と反響に驚いていた。
朝ドラの撮影は長期間にわたり、過酷でもある。今作に登場する朝ドラ歴代ヒロインからは、「『(広瀬は)楽しみすぎちゃっていて、大丈夫そうだね』と言ってもらった」と開放感ある帯広などのロケを楽しみ、はつらつと撮影をこなしている。それでも、「ご飯に連れていってもらったりとか息抜きの時間をご一緒させていただいて支えになってます」と頼もしい先輩方に背中を押してもらっていることも明かした。
今作には、「純ちゃんの応援歌」(88年)で平成最初のヒロインを務めた山口智子、「ひまわり」(96年)の松嶋菜々子らが出演する。広瀬は「年号が変わることより、朝ドラにに意識がいっていた」と語り、「山口智子さんが平成最初のヒロインとなって、(私が)平成最後で。山口さんとそのお話をしていて、変わってほしくないなと言う気持ちも生まれてきた。(令和になれば)、すがすがしい気持ちになるので、家のまわりを整理整頓、掃除、断捨離したい」と元号にまつわるトークも繰り広げた。
JALは「平成30年北海道胆振東部地震」の復興支援の一環として、特別塗装機を就航させる。同機の運航は19日午後5時45分から2019年9月中旬までを予定している。