草刈正雄「なつぞら」祖父役「長生きするらしい!」…ファン朗報、ロスなし?
俳優・草刈正雄(66)が24日、横浜市の横浜高島屋で開幕した、NHK連続テレビ小説「なつぞら」と歴代朝ドラ100作の展示会「なつぞら&朝ドラ100展」(5月6日まで)の開幕式に登場。大人気となり、ロスが案じられている「なつぞら」の祖父役に関し、「なんか長生きするらしいですよ。(脚本の)大森さんが言ってた」と“ネタバレ”気味に明かして笑わせた。
草刈は「なつぞら」で、戦争孤児となったヒロイン・なつを育てることになった北海道・十勝の柴田牧場の祖父、泰樹を演じている。頑固で、少し変わり者だが、頼りがいある祖父を好演し、今月の放送開始と同時に大人気に。16年大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸役に続く、ヒットキャラクターとなっている。
物語は成長したなつが上京してアニメーションの世界に飛び込むことが公表されており、ネット上などでは早くも、祖父の“退場”が来ないかを心配する声があがっている。
この件について、草刈は開幕式での質疑応答で「なんか泰樹さん、すごい長生きさせてもらえるらしいですよ」と笑顔で話し「あれっ、これ言っちゃいけなかったのかな」と頭をかいた。
今作は9月までの放送で「9月ごろまで出るというウワサもあるんですよ。何撮るんだろ?楽しみにしてます」とし、クランクアップはまだ迎えていないことを明かした。
視聴者の反響などは、周囲から聞かされるそうで「うれしいですね。それを聞くたびに、いちいち涙を流しています」。作品については何度も「(脚本担当の)大森寿美男さんが、すばらしい本を書いてくれる」と繰り返し、「台本ができるたびに涙、涙ですよ」と語っていた。