テレ朝「劇場版おっさんずラブ」で331人アドレス流出…取材に「人的ミス」と説明
テレビ朝日は25日、「劇場版おっさんずラブ」の千葉県内での撮影に関し、募集したエキストラへの返信メールで、アドレス流出が起こったと公表し、謝罪した。
同局によると、4月23日夜にエキストラ募集に応募した658人にメール送信したが、その際にうち331人のアドレスをBcc欄ではなく、To欄に入力して一斉送信した。結果、メールを受信した331人は、アドレスを互いに認識できる状態になったという。
取材にテレビ朝日広報部は原因について、「人的ミス。操作ミス」と説明した。社外の制作スタッフが2回にわけてメールを送信し「To」と「Bcc」の使い分けは理解しており、327人にはBccで送ったものの、331人には誤って「To」欄にアドレスを入力して送信してしまったという。問題は331人の応募者の中から指摘があって発覚。すでに応募者には連絡をとり、謝罪するとともに、経緯について説明したという。
同局は「今後の制作現場におきましては、メールの送信作業をより慎重に行う等、個人情報の取り扱いについて周知徹底を図ることにしています」としている。