千秋 芸能界入り反対の親から「50万あげるから棄権して」…賞金の半額
タレントの千秋(47)が平成最後の日である30日、インスタグラムを更新。オーディション番組がきっかけで芸能界入りしたが、両親が大反対し、賞金の半分をあげるからやめろ、とまで言われていたことを明かした。千秋は平成3年(1991年)、フジテレビのオーディション番組「ゴールドラッシュ!」で初代チャンピオンになり芸能界入りした。
小学校の卒業アルバムで、将来の夢を「芸能人」と書き、同級生らに「絶対無理」と大笑いされていたという千秋。短大卒業前の就職活動時期に「最初で最後のチャンス」と内緒で応募したところ、最終審査(10人)に残り、そこで初めて「実はテレビのオーディションを受けた」と親に告白したという。
両親は「芸能界なんて絶対ダメ」と猛反対。「今更芸能界を目指してるというのが恥ずかしく」て、優勝賞金(100万円)目当てだとウソをつくと、母親が「2位以下は0円なんだよね?じゃあ50万あげるから棄権しなさい、賢い選択でしょ?」と提案してきたという。
最終的には父親から「どうせ受かるわけないんだから、無理矢理辞めさせるより自分で行って落ちた方が納得するから行かせてあげよう、その代わり、落ちたらもう二度と芸能界に入りたいなんて言わないこと」と言われ、最終審査に。「奇跡的に優勝し、芸能界の切符を手にしました」と振り返った。
芸能界入り後も「頑張っても頑張ってもなかなか認めてくれない」両親だったが、29日、テレビで平成の紅白を振り返るNHK特番を見ていた父親から電話があり、「お前は本当に親孝行だ。お父さんもお母さんもお前のことを誇りに思ってる」と言われたといい、「やっと、認めてくれたのかな」と感慨深げにつづった。
千秋は98年、ポケットビスケッツのメンバーとして、NHK紅白に初出場を果たしている。