宮内庁担当のフジ解説委員 天皇陛下の在位最後のお言葉に感極まり涙…

 天皇陛下が在位中最後のお言葉を述べる「退位礼正殿の儀」が30日午後5時から、皇居・宮殿で行われた。

 NHKをはじめ、テレビ東京、TOKYO MXなどの民放各局もすべて、退位礼正殿の儀の模様を一斉に生放送。フジテレビ「Live News it!」に生出演した橋本寿史解説委員は、天皇陛下の在位中最後のお言葉に、感極まり涙する場面もあった。

 陛下は「天皇としての務めを国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした」「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」などと述べられたが、橋本氏は「本当に天皇陛下らしいお言葉だな…と思って…」と感極まり涙で言葉が続かず。メインキャスターの加藤綾子が「感極まるものが橋本さんにもおありですよね」とフォローした。

 橋本氏は「そういう(国民への)感謝の気持ちをいただいたというのは、本当に陛下らしいな、と思ってしまいます」と声を震わせ、「本当に退位される日が来てしまったんだな…と…」とコメントした。

 橋本氏は宮内庁担当記者として、両陛下の被災地訪問などを取材してきた。

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