安田純平氏「平成は戦争のない時代」に異論 イラク戦争に参戦している
シリアで2015年に拘束され、昨年10月、3年4カ月ぶりに帰国したジャーナリストの安田純平氏(45)が平成最後の日となる30日、ツイッターを更新。改元ムードの中、「平成の時代には(日本が関わった)戦争がなかった」とする論調に対して異を唱えた。
安田氏は「平成は戦争のない時代だったと言うが、世紀の大失策であるイラク戦争に日本は明らかに参戦している」と問題提起した。
さらに、同氏は「後方支援だから戦争じゃない、というのは、自国の兵士に兵糧すら与えずに餓死させたという伝統を重んじてそう言っているということでしょうか」とツイートを連投。第2次大戦中、日本軍が戦地で多くの餓死者を出した過去を踏まえて持論を展開した。