宇多田ヒカル「令和」に「Reiwa」か「Leiwa」か Lだと中国語ふうに
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルが30日、ツイッターで、新元号の「令和」をアルファベット表記した際の観点から問題点を指摘した。
宇多田は「ら行のローマ字表記はもっと柔軟でもいいんじゃないかと思ってたけど、『令和』を(英語やフランス語などの場合)『Reiwa』よりも日本語発音に近い『Leiwa』と発音するといきなり中国語っぽくなると気づく」と「R」と「L」での発音の違いを私的。
「ヘボン式ローマ字のRしか使わない響きが外国人にとっての日本語っぽさになってるのかも」と記した。
宇多田は続くツイートで「人名に関しては、住む国の言語によって苦労する場合もあるから、本人が選べるくらい柔軟な方がいいと思うけど」と記した。
ヘボン式ローマ字とは、神奈川県のホームページによると、1867年に出版されたヘボンの「和英語林集成」という和英辞典で使われたつづりを元にローマ字ひろめ会が発表したもの。ラ行はRが使われ、「し」は「SHI」、ハ行は基本的にHを使うが「ふ」の場合はFを使って「FU」となっている。ほかに「佐藤」はヘボン式では「SATO」。非ヘボン式では「SATOU」「SATOH」となる。