hideさん命日に献花式 ファンら涙「すてきな音楽をありがとう」…親子連れも
X JAPANのギタリストで、1998年に33歳で急逝したhideさんの献花式が命日の2日、神奈川県内で行われた。
hideさんのトレードマークの赤髪を装ったファンや、グッズを身につけたファンらが詰めかけた。つらいとき、hideさんの曲で元気づいたという26歳女性は、「泣くつもりはなかったが、感謝の気持ちで泣いてしまった」と話し、「すてきな音楽をありがとう」と、亡くなって21年たっても愛され続けるロックスターに思いを伝えた。
また、ファンの中には、親子連れも見られた。都内在住の、33歳女性は、hideさんのソロ楽曲「HURRY GO ROUND」を聴かせて産んだ、4歳の息子に「彼の優しさを受け継いでほしい」とほほ笑み、「(わたしは)今年でhideちゃんの年齢を超える。彼は人生の全て」とかみしめた。
会場には、hideさんの愛車「ジャガー・ダイムラー ダブル シックス」や、実際に着用した色鮮やかな衣装と、愛用していたギターの数々が展示された。また、スクリーンでは約100枚の写真とhideさんの音楽が上映され、来場者の多くが涙を拭きながら、祭壇へと花を手向けた。