桂文枝「20年愛」報道の紫艶さん死亡に無言

桂文枝
出口に横付けされ、桂文枝が乗り込んだ迎えの車=大阪・なんばグランド花月
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 演歌歌手の紫艶さんが病気のため3月に亡くなっていたことが2日、分かった。41歳だった。16年に落語家・桂文枝(75)との“20年愛”を写真週刊誌に告白する騒動で注目された。文枝はこの日、大阪・なんばグランド花月に出演。終演後、100人近い報道陣や野次馬が集まり、「師匠!紫艶さんが亡くなられましたが」と大きな声で問いかけられたが、無言だった。

 ハンチング帽にマスク姿の文枝は、劇場出口に横付けされた迎えの黒いワンボックスカーに一瞬で乗り込み、無言を貫いた。紫艶さんの死については「FRIDAY」の直撃取材を受け、すでに知っていたという。

 関係者によると、紫艶さんの葬儀はすでに近親者で執り行われた。紫艶さんは都内の自宅で1人暮らしをしており、毎日のように兵庫県に住む母親と連絡をとっていたが、3月7日ごろを最後に連絡が取れなくなったという。母親に頼まれた大家が訪ねたところ、亡くなっているのが見つかった。

 解剖の結果、病死と判断された。大きな持病などはなかったという。最近も「これから仕事をがんばる。また歌をうたいたい」と前向きに話していたという。

 紫艶さんは兵庫県尼崎市出身。2000年にデビューし、同年、日本有線大賞新人賞を受賞した。セクシー演歌歌手として雑誌のグラビアなどでにも露出していた。

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