愛子さまと同学年の女子高生が語る天皇陛下ご一家 「本当に仲の良いご家族」
象徴としての一歩を踏み出された天皇陛下は、療養中の皇后さまと共に令和時代の象徴像をどう築くのか。2016年8月にご一家と面会した、長女・愛子さまと同学年である富山県高岡市の前田野乃葉さん(17)が、ご一家の印象を語った。
前田さんは16年8月、東京・科学技術館で開かれた「水を考える集い」の作文コンクールで最優秀賞を受賞。会場を訪れた皇后さまが「あの子とぜひお話ししてみたい」と、急に前田さんとの面会を希望された。
中学時代はソフトボール部だった前田さんは「愛子さまも学校でソフトボールをされたらしく、ポジションや捕球の難しさのことで盛り上がりました」。愛子さまは聞き役に回ることが多く、皇后さまは「練習のため東宮御所の庭で私がノックしてあげることもあるんですよ」と教えてくれた。
「愛子さまは話し方がお父さんにそっくりで、ほほえましかった。同い年なのに背筋がぴんとされて、なんて上品な方だろうと思いました」と前田さん。「『勉強は教科を問わず好き。学ぶことが楽しいし、読書がとても好きです』とおっしゃっていて、きっと聡明(そうめい)な方に違いないと感じました」
両陛下は何度も愛子さまを見ては顔を見合わせた。「とても楽しそうに笑いながらお話しされている姿がすごく印象に残っています。本当に仲の良いご家族なのだと感じました」。