志らく 上沼恵美子の偉大さを熱弁「オバハン、なんて言えない」
落語家の立川志らくが4日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「おかべろ」にゲスト出演。昨年12月の「M-1グランプリ2018」で審査員を務めた上沼恵美子の“すごさ”を語った。志らくは同大会で初めて審査員を務めている。
昨年のM-1終了後、とろサーモン・久保田とスーパーマラドーナ・武智がSNSの動画配信で「あのオバハン」(武智)、「もうそろそろやめてください」「感情だけで審査せんといて」(久保田)などと暴言を吐き、騒動となった。
志らくは「上沼恵美子さんってのは、(海原)千里万里、伝説の漫才師。あの方の漫才のスタイルがあったから、(島田)紳助竜介が出来上がって、ダウンタウンが出来上がった、っていう、歴史を知ってたら、『オバハン』なんて言えない。上沼さんがいなかったら、今のダウンタウンのスタイルはできてないかもしれない」と上沼が“漫才史”に残した足跡について説明。
「(しかも)女性で、っていうのは素晴らしいこと。その人に向かって『オバハン』『好き嫌いなんかで選んで』って、言っちゃいけない」と批判した。
コンテストで、審査員が「好き」「嫌い」で選ぶという点についても「好き、嫌いでいいんです。ほんとは。あそこ(M-1)だったら松本人志さんと上沼恵美子さんに好き、って言ってもらったら、それで勝ちなんですよ。あの2人に好きだ、って言わせるのがあの大会の目的なんです」との持論を語った。
松本も暴言騒動について、テレビで「勉強不足。上沼さんがどれだけの人か分かってない」と発言している。