志茂田景樹氏、ジュースかけられた中川翔子へ同情 自身も酒を顔面に…
作家の志茂田景樹氏が8日、ブログを更新し、タレントの中川翔子が映画館で見知らぬ人にジュースをかけらたというツイッター投稿について「中川さんは大変なショックだったと思う」と同情し、自身も似た体験をした時のショックだった心情を明かした。
中川は7日のツイッターで、映画館の上映中に前の席の人が「足やめろ!揺れてんだよ!」と座席が揺れていることを中川のせいだと思い込み、ジュースを足にかけてきたと明かした。もちろん中川は前の座席を蹴飛ばした覚えはなく「ショックで内容が頭に入らなかった」とつづっていた。
これに志茂田氏は「想像もできなかった事態に虚を突かれ、怒りよりも茫然自失に陥ったに違いない」と中川の心中を慮った。
志茂田氏が中川の出来事に触れたのには訳があった。
「27、8年前」のことと切り出し、カゲキファッションと言われ世間の注目を浴び始めた志茂田氏は、「僕のファッションは衣装ではないので」と、ド派手な格好で吉祥寺の飲食店に入ろうと思案していたという。
すると「死ね!」という罵声とともに、「僕の顔面はビシャっという音と共に濡れていた。右手の店で飲んでいた客の1人がコップ酒の酒を飛ばしてきたのである」と、見ず知らずの人に酒を顔面にかけられたという。
「僕は何も言わず目の前の店の空いていた椅子に腰を下ろした。虚を突かれて怒りは込み上げなかった」というが、その日の夜は「自分のファッションを続けるべきかどうかで朝まで煩悶の時間を過ごした」と振り返った。
結局、自身のファッションは貫くと決めたが「ありきたりの服装に戻ることにしていたら今の僕は大いに違った僕になっていたろう」とコメント。だからこそ、理不尽な理由でジュースをかけられた中川へ「この事件で中川さんが何かに気づいて更に輝きを増すきっかけになることを祈りたい」と、中川へプラスに働くことを祈っていた。