藤井七段、令和初対局で勝利収める「いいスタート」…王将戦

 令和初対局に挑む藤井聡太七段=大阪・関西将棋会館
北浜健介八段(右)と令和初対局に挑んだ藤井聡太七段=大阪・関西将棋会館
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 将棋の藤井聡太七段(16)が9日、大阪・関西将棋会館で行われた大阪王将杯王将戦の一次予選で北浜健介八段(43)と対局し、96手で勝利した。この日が「令和」初対局だった藤井七段は「いいスタートになった」と満足そうにコメントした。

 4月24日以来の対局だった。「平成」から「令和」に変わった10連休中は時間があったため、普段以上に将棋の研究に時間を費やしたという。昼食は日本料理「鋤焼きと日本酒 内山田」の和牛プレミアムハンバーグ弁当(1000円)を注文。令和最初の“勝負メシ”でパワーをチャージした。

 「平成」は歴代最多の公式戦29連勝をデビュー戦からマークし、最速&最年少100勝などで鮮烈な印象を残した藤井七段。「令和」への思いを聞かれると、「羽生(善治)先生は平成の30年間、活躍された。羽生先生のようには難しいが、自分も実力をつけて新しい時代に長く活躍したい」と謙虚に語った。

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