星由里子さん、死の2カ月前まで撮影した遺作 倍賞千恵子「いつも背筋を伸ばし…」

映画「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」の初日舞台あいさつに登場した倍賞千恵子(左)と藤竜也=東京・新宿ピカデリー
映画「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」の初日舞台あいさつに登場した(左から)小市慢太郎、市川実日子、倍賞千恵子、猫のりんごを抱く藤竜也、西田尚美、小林聖太郎監督=東京・新宿ピカデリー
映画「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」の初日舞台あいさつに登場した(左から)市川実日子、倍賞千恵子、猫のりんごを抱く藤竜也=東京・新宿ピカデリー
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 女優の倍賞千恵子(77)が10日、都内で行われた映画「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」の初日舞台あいさつに登場し、昨年5月16日に亡くなった女優・星由里子さんとの撮影の思い出を明かした。

 同作は星さんの遺作となったが、倍賞と夫役の藤竜也(77)は、ともに初共演。撮影は昨年3月で終了しており、その後に星さんの悲報が届いた。倍賞は「ものすごくビックリしました。撮影中にはそんな風に見えなかった。いつも背筋をピンと伸ばして、スターの人ってこうなんだと思いました。お芝居をやってても、かみ合って面白かった」と振り返った。

 藤も「あっ、若大将の星さんだ。大スターを見ると、ミーハーになって、うれしくなっちゃう。長生きしてよかった」と言う。小林聖太郎監督(48)も昨年4月に打ち上げをやった際のエピソードを披露。「星さんは風邪で来られなかった。中華料理屋でやったのですが、厨房(ちゅうぼう)からバイトのお姉さんが『電話』と呼ぶので、出ると星さんでした。『星でございます。申し訳ありません』ということでした」とわざわざ店に電話をかけてきて、欠席を詫びていたという律義な人柄を伝えていた。

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