読テレ「不適切な取材」謝罪 「性別が分からない客」の胸に触れたり免許証を確認
読売テレビは12日、10日放送のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜、後4・47)で「プライバシーに関する情報について不適切な取材を行った内容がありました」として謝罪コメントを発表した。
当該の放送日のロケ企画では、「常連客の性別が分からない」という店員の依頼で、客本人に“取材”。恋人の有無を確認したり、胸の辺りに触れたり、免許証を確認したりした。コメンテーターの作家・若一光司氏は番組で「許しがたい人権感覚の欠如」などと激怒。ネット上でも賛否両論となっている。
同局総合広報部は「視聴者ならびに関係者の皆さまに深くおわびします」と謝罪。「今回の事態を重く受け止めており、再発防止に向けてしっかりと取り組んでまいります」とコメントした。