桂華紋 漫才新人大賞のおせつは兄 若手噺家グランプリで「続きたい」
上方落語からスター輩出を目指すイベント「若手噺家グランプリ2019」(6月24日決勝戦、大阪・大丸心斎橋劇場)の決勝進出者が13日、大阪市内で発表された。桂華紋(31)、桂小鯛(34)、桂佐ん吉(35)、桂三四郎(37)、桂雀太(42)、桂二葉(32)、笑福亭喬介(37)、笑福亭べ瓶(36)、露の紫(45)の9人で、雀太と三四郎は5回連続のファイナリストとなった。
この日は佐ん吉、三四郎、べ瓶を除いた6人が会見。華紋は、5月3日に東京で行われた「漫才新人大賞」で優勝した漫才コンビ「おせつときょうた」のおせつ(34)が兄であることを明かし、「続きたい」と気合を込めた。
過去4度は女性の優勝者はなく、二葉と紫が初の快挙を目指すことになる。紫は「ネタも女性の登場人物を出して、女性ならではの演じ方、見せ方で勝負したい」と意気込んだ。
この日は決勝のネタ順の抽選も行われた。不在者は桂米團治(60)がくじを引き、以下の通りに決まった。
(1)桂華紋、(2)桂佐ん吉、(3)桂二葉、(4)露の紫、(5)桂雀太、(6)笑福亭喬介、(7)桂三四郎、(8)桂小鯛、(9)笑福亭べ瓶
なお、決勝戦の審査員は在阪放送局のプロデューサー、ディレクターが務める。