ドリス・デイさん死去、97歳 「ケ・セラ・セラ」が大ヒット
米歌手で女優のドリス・デイさんが肺炎のため米カリフォルニア州の自宅で死去したことが13日、分かった。97歳。自身が設立した財団が発表した。
22年、オハイオ州生まれ。音楽教師だった父の影響で、10代からジャズバンドに専属歌手として参加した。45年に「センチメンタル・ジャーニー」がヒット。48年に「洋上のロマンス」で映画デビューした。
56年にはヒチコック監督の映画「知りすぎていた男」に出演、劇中で披露した主題歌「ケ・セラ・セラ」が大ヒットした。同年のアカデミー賞歌曲賞を受賞。同曲は、日本語訳され、ペギー葉山さん、雪村いづみらがカバーして、親しまれた。
1968年からテレビ番組「ドリス・デイ・ショー」に出演し、人気を博した。