性別企画で謝罪の読売テレビ「ten.」視聴率1・6ポイント下げる

 性別を探る10日放送の企画で謝罪した読売テレビの夕方のニュース「かんさい情報ネット ten.第1部」(月~金曜、後4・47、関西ローカル)の13日放送分の関西地区平均視聴率が6・1%だったことが14日、分かった。前4週平均視聴率の7・7%から1・6ポイント下降した。

 13日は番組冒頭、キャスターを務める中谷しのぶアナウンサーらが謝罪。11秒間頭を下げるなどした。また同日、問題となった企画コーナー「迷ってナンボ!」を当面休止することを発表した。

 同番組では10日、第2部(後8・15)の「迷ってナンボ!」という企画で、常連客の性別を探るロケを敢行。胸の辺りに手を当てたり、免許証を見せてもらったりするシーンを放送したが、直後のコーナーでコメンテーターの若一光司氏が「許し難い人権感覚の欠如」などと猛批判していた。10日第2部の視聴率は10・3%だった。

 (視聴率は関西地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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