山口真帆ら、NGT卒業公演で秋元康氏の書き下ろし曲を熱唱…涙で声詰まる
昨年12月に新潟市内の自宅で男性2人から暴行される被害を受けていた、アイドルグループ・NGT48の山口真帆(23)が18日、新潟市のNGT48劇場で、菅原りこ(18)、長谷川玲奈(18)とともに卒業公演を実施。グループから卒業した。
出演者として発表されていたのは3人のみだったが、NGT48の他メンバーもゲスト出演した。まずアンコール前のトーク部分で、1期生の日下部愛菜(17)、小熊倫実(16)、角ゆりあ(18)、研究生の高沢朋花(15)、高橋七実(17)が登場。山口らの思い出話に花を咲かせた。
アンコールでは、3人がそれぞれに向けた思いを手紙の形で披露。手紙の“運搬役”として、研究生の渡邉歩咲(18)が登場。山口は、この6人が山口に連絡し、卒業公演への出演を直訴してきたことを明かした。
その後、グループの総合プロデューサー・秋元康氏(61)が、卒業公演のためだけに書き下ろしたオリジナル曲「太陽は何度でも」を3人で歌唱。山口は涙が止まらず、声が詰まって歌えなくなる場面もあった。
さらに、山口が卒業発表時に「寄り添ってくれたメンバー」として名を挙げた村雲颯香(21)も姿を見せた。「3人の最後のステージに上がらせてもらって、うれしく思います」と話した。3人への手紙では、「大切なみんなのことを守れなくてごめんなさい。本音はこういう形でやめて欲しくなかったし、力になりたかった。何もできなかった自分が悔しいです」「人を疑うのは辛いこと、信じられないのは苦しいこと、これからは信じられることをたくさん作ってほしいです」と、3人と別の道を歩む無念の思いを語った。