キンプリ永瀬廉「汗がたれたからNG」初主演作で奮闘
King&Princeの永瀬廉(20)が19日、大阪市内で行われた初主演映画「うちの執事が言うことには」の舞台あいさつに、メンバーの神宮寺勇太(21)、俳優・清原翔(26)、久万真路監督(51)とともに登壇した。
名門・烏丸家の御曹司・烏丸花穎(からすま・かえい)を演じた永瀬は苦労したシーンを聞かれ、クランクインだったというパーティーのシーンを挙げた。「翔くんとの関係性もできてなかった。人見知りなのに、エキストラの人がすごいいて、緊張で汗もたれて…。汗がたれたからNGがあった。自分では止められなかったから苦労した」と裏話を披露。久万監督は「初日は1年前ですごく暑かった」とフォローした。
また、久万監督は、昨年行われた撮影前に永瀬から「泣けないんです。プライベートでも涙が出ないんですよ」と演技する上での不安を明かされていたと告白した。それも杞憂(きゆう)に終わったといい、「ラストシーンはボロ泣きしてたんで、撮影の最後の方には花穎になったなと。テストから涙が止まらなかった」と称賛すると、永瀬は笑顔を見せた。
また、新元号となって公開された初作品とあって、キャスト陣には「令和で挑戦したいこと」の質問が。永瀬は「バイトをしたい。ずっとしたいのがラーメン店。チャーシュー丼がめっちゃ好きなんで、まかない飯にして欲しい」と希望。「僕らの職業ではできない。バイトリーダーまで上りつめたい。他の人のシフトをつけたい」と続け、「神宮寺君、金曜日入ってくれる?」と即興のフリ。神宮寺が「金曜は予定あるんで」と返すと、「じゃあ、木曜日」「OKです」とやりとりして笑わせた。
最近ブルースハープを購入したという清原は「虎舞竜の『ロード』のイントロを令和中に(覚えたい)」と言うと、永瀬は「やる気ないやん」と突っ込んだ。キンプリメンバーから釣りの誘いが多いという神宮寺は「まぐろを釣りたい」と熱望。熱海で船を出して釣りに行った際、まぐろを釣れると思っていたといい「絶対釣れないからって(言われた)」と悔しそうに口にした。永瀬から「まぐろを釣るために、船舶免許を取ろう」と勧められると、「いいよ」と乗り気だった。
この日は大阪育ちの永瀬らのために、直径約30センチ、1000個分ほどの巨大たこ焼きが用意された。大阪市内の飲食店で1時間かけて作られた現物を見た永瀬は「やば!」を連発。「これ本物?たこが丸々入ってるんちゃうか」などと興奮気味に発した。さらに、「僕の顔よりでかい」と隣りでサイズを比べて笑わせた。