鳩山由紀夫元首相 丸山穂高氏の発言に憂える…「歴史を知らない世代の右傾化」
鳩山由紀夫元首相が19日、北方領土を戦争で取り返す是非に言及し、維新を除名された丸山穂高衆院議員(大阪19区)についてツイッターで触れ、日本の将来を憂えた。
鳩山氏は「北方領土を戦争で取り返すしかないと発言した丸山穂高議員の議員辞職勧告決議案に自民党は反対するようだ。その理由は議員の身分は重いとの由」と自民党の動向にも触れた。
続けて鳩山氏は「議員の身分が重いにも拘らず余りにも軽い発言が多過ぎるのではないか。歴史を知らない世代の右傾化がこの国を動かすとしたらとても恐ろしいことだ」と戦争という手段に言及した丸山氏の発言の深刻さを指摘した。
立憲民主党や日本維新の会など野党6党派は17日に、北方領土を戦争で取り返す是非に言及し、維新を除名された丸山穂高衆院議員(大阪19区)に対する議員辞職勧告決議案を衆院に共同提出した。自民、公明両党にも決議案への賛成を求める方針。