石川さゆり「紫綬褒章」受章に感慨 47年目の吉報「励めというお知らせ」

 政府は「令和」で初となる2019年春の褒章受章者を20日付で発表した。受章者は670人と19団体。学問や芸術分野の業績をたたえる紫綬褒章には、建築家の隈研吾氏(64)、歌手の石川さゆり(61)、漫才コンビのオール阪神・巨人、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(60)らが選ばれた。

 デビュー47年目に届けられた吉報。このほど都内で会見した石川は「『やってきたことは間違ってない』『この方向で進んでいい』と言っていただいたようで、ありがたい気持ちと叱咤(しった)激励として受け止めました」と誇らしげだった。

 「紫綬褒章はどエラいことなんだぞ、という認識はありましたが、iPadで(改めて)調べて、すごいことだと思いました」とおちゃめに告白。「令和が始まって、どんな歌を作っていけばいいのかをスタッフと話していたところだったので、『励め』『行け』というお知らせをいただけました」と新時代を進む糧にしていた。

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