志らく 弟子へ「全員破門にするか前座に降格」芝居手伝い来ず悲しみツイート連投
落語家の立川志らくが19日、ツイッターで、自身の舞台の稽古に弟子達が誰も手伝いに来ないことへ苦言を呈したところ、弟子達が慌てて謝罪に来たというが「謝られても困る。私は悲しんでいるだけだから」とバッサリ。20日に更新したツイッターでは改めて「全員破門にするか前座に降格するか」と激怒した。
事の発端は19日のツイッター。志らくが主催する劇団「下町ダニーローズ」の稽古に二つ目の弟子達が一度も手伝いにこないことに「破門にするか。落語家として可能性がないと判断する」とバッサリ。「芝居の押しつけではない。師匠に興味があるかないか。弟子の一番大切な根本です」ともつぶやき、「談笑は才能のない弟子は辞めさせた。談春兄は気の利かない弟子は片っ端からクビにした。私は余程のない限り置いていた。前の二人が正しい。私の教育法が明らかに間違っていた」とまで記していた。
これに弟子達は慌てたのか、19日深夜のツイッターでは「慌てて夜中に詫びに来たり、ラインで詫びたり、もうわけが分からんです」と大騒ぎに発展。だが志らくは「芝居の手伝いなんかしなくていい。稽古をみてみたいと思わないその感覚が嫌なんだ」と繰り返し「全員破門にするか前座に降格するか、である。どうせ師匠は優しいから謝れば許してくれると連中はなめている。数年前、同じ騒動が持ち上がった時、破門通達したが皆泣いて詫びたから許してしまった。あの時、破門にしとけばよかった」と、志らくの意志は固い様子。
最後に、“身内の恥”をさらした理由には「全てを晒すのが芸人というのが談志の教え」とし、「この恥を世間に晒す、ネットニュースにまでなったが、それによって私も弟子も情けない思いをしてやり直すのです」とつぶやいていた。