山田邦子 今は辞めない やまだかつてない!?事務所独立騒動 話し合いの最中
タレントの山田邦子(58)が21日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、自身の芸能生活40周年記念公演「山田邦子の門」(22日~6月6日)の会見と公開稽古を実施。一部で報じられた、所属事務所・太田プロダクションからの独立について言及し、現時点では否定しつつ、「話し合いの最中」と含みも残した。
会見で独立について問われた山田は「心機一転、頑張りましょう!みたいな感じで変な感じなんですよ」と苦笑い。「どうなるか分からないけど、今話し合ってる最中です」と現状を説明した。
事の発端は、今年4月。長唄の公演を終えた山田が、自身のブログで「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした」と告白。「この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です」と、事務所と袂を分かつことをほのめかせた。
話し合いについては、「良いようにやって下さるという太田プロダクションの話ですので、うまくいけばそのまま」と回答。この日来場した関係者は、話し合いは独立を前提としたものではないとしつつ、スタッフとの連携がうまく取れていないことが理由の1つであることも明かした。
会見で山田は、事務所の後輩・有吉弘行(44)の名を挙げ、「有吉が悪いのよ!大したことなかったのに、ラジオかなんかで『(山田が)事務所やめる』とか言うから」とジョーク。当面の独立について「ないない。とりあえずこの舞台に一生懸命」と宣言した。
今作で山田は、30年続いた芸能事務所の社長で、プロレス団体を立ち上げるという役どころ。今回の独立騒動にリンクする部分があるだけに、「自分でしゃべっていながら、変なことになるんです。ピタッと合っちゃって」と苦笑いしていた。