野口健氏「無神経」と激怒 救助要請も勝手に下山の男性に「ペナルティーは必要」
登山家の野口健氏が22日、ツイッターを更新し、富士山登山中に救助要請しながら、捜索中に1人で下山し帰宅していたというニュースに激怒。「安易に救助要請を出す登山者が増えている。有料化を検討すべき」と訴えた。
野口氏は20代男性が富士山登山中に動きが取れなくなり、救助を要請したが捜索中に下山し、連絡もせず帰宅していたという仰天ニュースを添付。記事によれば男性は登山届も提出せず、アイゼンもつけていなかったという。
これに野口氏は激怒。「これはとんでもない話だ!」と切り出し「救助要請しながら、自力で下山しそのまま帰宅していたとは。そもそもアイゼンも持たずに何を考えているのか」と男性の非常識ぶりに呆れ「というか救助要請しておきながら…こういう無神経な人がいる事に呆れ果てる。罰金を取る手段はないが、ペナルティーは必要!!!」と主張した。
野口氏は怒りが収まらないのか、ツイッターを連投し「極めて悪質!名前の公開ぐらいしてもいいだろうに」と改めて男性の行為を非難。「救助隊員は命がけで救助に向かう。2次遭難のリスクを背負いながらも一分一秒早く見つけてあげたいと必死になって捜索活動をする。この男はそんなことも想像できないのか」と強く訴え「近年、あまりに安易に救助要請をだす登山者が増えている。有料化を検討すべき」と持論を展開していた。