国民民主「宇宙かあさん」擁立 JAXAの“二刀流ママ”水野もとこ氏
国民民主党は22日、都内で会見を開き、7月の参議院議員選挙において、東京選挙区の候補者として宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務する水野もとこ氏(49)の擁立を発表した。
水野氏は東大法学部卒で、現在は2人の小学生を育てる主婦とキャリアウーマンという二刀流で日々の生活を送っている。今回は、在職したまま立候補できる社内制度を利用し出馬する。
会見した水野氏は「地盤・看板・カバンという、政治家になるための三種の神器はない」と言いながらも、その経歴から「宇宙かあさん」とのニックネームで自己紹介してアピール。同席した玉木雄一郎代表(50)も「ウルトラの母」と称するなど早速、知名度アップを目指した。
出馬を決めた理由には「25年間、宇宙機関で働いたキャリアの中で日本未来に不安を感じた」「2人の子育てする母として、暮らしの中で『日本の今』に多くの課題や壁を感じた」と挙げ、子育て、教育など労働者、女性、子供のサポートや社会保障制度や政治など国の立て直しを公約として掲げた。