朝ドラ“週休2日”放送に? 窪田正孝主演、来春開始「エール」から土曜廃止?

 NHKが、これまで月-土曜の週6日放送してきた連続テレビ小説(前8・00)を、土曜の放送をなくし週5日に短縮する方向で検討していることが22日、分かった。NHKが進める働き方改革の一環で、制作現場の負担の軽減を図るのが目的とみられる。

 週5回放送は2020年前期作「エール」(主演・窪田正孝)からの実施で調整している。この日は総局長会見が22日、東京・渋谷の同局で行われ、木田幸紀総局長は「すでに発表しているように『エール』は4K制作で、2Kに比べて収録や編集に時間が必要と分かってきました」と、技術的な側面があることを説明した。

 その上で「様々な選択肢を検討している。現状は、何も決まっていません」と、現状では態度を保留。最終決定の時期については「収録が始まる(9月)までに決めておかないといけないので、そんなに遠い時期ではないです」と述べた。

 土曜の放送がなくなる可能性については「視聴者の皆さんは、いろいろなご意見があると思います」と説明。現状を「4Kで朝ドラを作ることにチャレンジするのは、4Kの魅力を持った朝ドラを作りたいという思いが強い。最高のものをお届けするために、物理的な問題をどう解決するかを検討しているところです」と話した。

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