松本白鸚 3人の子どもに「小さな幸せ感じる」…息子に幸四郎、長女も次女も
歌舞伎俳優の松本白鸚(76)と松本幸四郎(46)が24日、都内で行われた公文協「松竹大歌舞伎」東コースの製作発表会見に登場した。昨年1月に幸四郎が白鸚を、市川染五郎が幸四郎を襲名。襲名興行として今年4月にも中央コースとして地方の劇場を巡ったが、今回は6月30日の東京・江戸川総合文化センターを皮切りに、7月31日まで東北・北海道などで24公演を行う。
襲名から約1年半。幸四郎は心境の変化を問われると、正直に「何もないというのが正直な所です」と発言。それを聞いた父の白鸚は「今、ここに新幸四郎がおりまんせんから申しますが、新幸四郎は器が大きくなりました」とフォロー。さらに自身の心境を「3人の子どもが私のやってきたことを継いでくれている。そう思って小さな幸せを感じています」と打ち明けた。
白鸚は具体的に「息子に幸四郎を渡しましたけど、娘も2人いるんです。長女の松本紀保はコツコツと芝居をやっている。次女の松たか子は私のやってきたテレビやミュージカルやレコードの仕事を引き継いでくれた」と解説。ただし、2人の娘からは「そんな気持ちは全然ない」と言われているそうだ。