真剣佑の弟、眞栄田郷敦 恩人からの手紙に号泣 山田杏奈涙、佐野勇斗も声震わせ…
俳優の佐野勇斗(21)が25日、都内で行われた主演映画「小さな恋のうた」の公開記念舞台あいさつに登場した。佐野は沖縄で人気を集める高校生バンドのボーカル役を演じたが、楽器指導を受けたヨースケ@HOME(36)のサプライズ・レターに劇中で組んだバンドメンバーとともに涙を浮かべた。
映画は沖縄出身のロックバンド「MONGOL800」の楽曲「小さな恋のうた」がモチーフ。撮影は実際にバンドを組んで行い、メンバーそれぞれが楽器に挑戦した。練習は1年前から始まり、佐野と鈴木仁(19)がベース、ドラムを森永悠希(22)、山田杏奈(18)と新田真剣佑(22)の弟で今作で役者デビューした眞栄田郷敦(19)がギターを担当した。経験者は森永1人で他のメンバーは文字通り「0」からのスタートだった。
佐野は「まあ、難しかった。楽器というものに触ったことがなかったので。MONGOL800の清作さんにベースをプレゼントされて“こりゃあ、やるしかないな”と。頑張って練習しました」と振り返った。他のメンバーも各自の苦労と克服エピソードを披露したが、あいさつの終盤でヨースケの手紙がMCから披露されると、キャストのムードは一変した。
ヨースケの手紙は、メンバーそれぞれに宛てた現場での苦労と成長を振り返る内容で、まず眞栄田が号泣。山田もこらえ切れず涙をぬぐうと、手紙の感想を聞かれた佐野も「ヤバいすね…。本当にヨースケさんは大きな存在で、ヨースケさんがいたから頑張ろうと思った。大変なことも多かったし、つらいこともあったけど」と声を震わせた。