４人組ロックバンド・ＧＬＡＹが２５日、都内で、「デビュー２５周年公約発表会」を行った。ボーカルのＴＥＲＵ（４７）は２４日に顔にやけどを負い、治療中として急きょ欠席。１５年ぶりのドームツアーや初の世界ツアー、７月３１日のフリーライブ開催など、７大プランが明かされたが、晴れの場に姿がなかったＴＥＲＵを、リーダーのＴＡＫＵＲＯ（４８）はイジり倒した。

　デビュー丸２５年の記念日に、４人がそろうことはなかった。会見前に公式ホームページで、２４日昼にＴＥＲＵの左顔面に熱湯がかかり、やけどを負ったことを公表。この日も再診を受けたが、ドクターストップとなった。

　会見は、ＴＥＲＵイジりのオンパレード。ＴＡＫＵＲＯは「大したことを話す人じゃないので、３人で大丈夫」と切り出すと、「昼食に何かをゆでようとしてたのでしょうか。まさか顔をゆでるとは。そこまでアホとは知りませんでした」と畳み掛けた。

　ＴＥＲＵは手紙で欠席を謝罪。会見はネット中継されており、中盤には再びＴＥＲＵからメッセージが。「今、家で見てます。イジられ過ぎて、めちゃくちゃ汗かいてます。腫れがひいてないので、先生から汗をかかないでと言われてるのに…」と嘆いた。関係者によると、ＴＥＲＵは２８日のライブには出演予定だといい、軽傷とみられる。

　２５周年企画として、９７年にリリースし４８８万枚を売り上げた伝説的ベストアルバムの続編「ＲＥＶＩＥＷ２」の発売も発表。オリジナルアルバムも制作中で、ＴＡＫＵＲＯは「ＴＥＲＵさんのメロディーメーカーの才能が大爆発しています。ボーカルの声質は過去最高」と絶賛。“不在の主役”を持ち上げつつ「今日の打ち上げ（の代金）は、全部ＴＥＲＵにつけます」としっかり落としていた。