即位後初の宮中晩さん会 食事はヒラメのムニエルと牛ステーキなどフランス料理

 即位後初めて催された天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会は27日夜、トランプ米大統領夫妻を歓迎して、皇居・宮殿の「豊明殿(ほうめいでん)」で開かれた。

 天皇、皇后両陛下はトランプ米大統領夫妻を皇居・宮殿の車寄せで、にこやかに迎えられた。晩さん会冒頭、陛下とトランプ氏があいさつをし乾杯。陛下は、英国留学中の1985年に米国訪問した際、レーガン大統領に迎えられたことや、ハーバード大に在学した皇后を例に、米国に対して「懐かしさとともに特別の親しみを感じる」と話した。トランプ氏はあいさつで、新元号「令和」を「美しい調和を意味する」と紹介。日米同盟を「豊かな財産」と表現した。

 晩さん会には、皇嗣(こうし)秋篠宮ご夫妻をはじめと安倍晋三首相夫妻らが出席し、26日に首相やトランプ氏とゴルフを楽しんだプロゴルファーの青木功(76)や、京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥さん(56)も招かれた。

 食事はヒラメのムニエルと牛ステーキなど、フランス料理がふるまわれた。栃木県の御料牧場産の野菜がふんだんに使われ、富士山型のアイスクリームも出された。

 会場では宮内庁楽部が、米映画「オズの魔法使」の劇中歌「虹の彼方に」や米国民謡などを演奏。“トランプ仕様”のもてなしが徹底された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス