テレ朝は「徹子の部屋」休止 フジもTBSも特別番組対応 川崎の通り魔事件で
川崎市で小学生が通り魔に刺されるという事件が起きた28日、テレビ局各局は予定を変更して今回の事件を時間を割いて報じ続けた。
川崎市で、登校のためのスクールバスを待っていた小学生に刃物を持った男が近寄り切りつけるというショッキングなニュースが飛び込んだのはこの日の午前8時30分過ぎ。NHKも「あさイチ」の途中からニュースに切り替わり、そのまま番組終了までニュースを放送し続けた。「あさイチ」の時間が終了してもニュースとして川崎の事件を報じ、午前中はトランプ大統領の自衛隊護衛艦視察のニュースを挟みつつ、終始川崎の事件を報じ続けた。
また民放各局も事件の一報が飛び込んだ時間は情報番組を放送している最中だったが、通常のコーナーを変更し、すぐさま川崎の通り魔のニュースに切り替え、最後までこのニュースを伝えた。
テレビ朝日では午前9時55分からは通常「じゅん散歩」が放送されるが、この日は「羽鳥慎一モーニングショー」を延長。正午から放送予定だった「徹子の部屋」も休止し、「大下容子ワイド!スクランブル」として、川崎の事件を報じた。
フジテレビも「とくダネ!」終了後、通常は「ノンストップ!」放送となるが、オープニングにMCの設楽統と三上真奈アナ2人だけが登場し、三上アナが川崎の事件を伝えた後、その後報道センターに切り替わり、そのままニュースを報じ続けた。
TBSも「ビビット」終了後は「おびゴハン!」を休止し「報道特別番組」として、川崎の事件の続報を放送。午前中はテレビ局各局は川崎の事件一色に包まれていた。