スマイリーキクチ、川崎の犯人名公表でネットデマを危惧「私刑は正義を逸脱した行為」
タレントのスマイリーキクチが28日、ツイッターを更新し、川崎市で小学生が被害に遭った殺傷事件の犯人名が公表されたことを受け「名前が同じという理由で犯人の親族だとネットにデマが流れるかもしれない」と指摘し「私刑は正義を逸脱した行為です」と呼び掛けた。スマイリーはネットで殺人事件に関与したとデマを流され10年間、中傷され続けた過去を持つ。
登校途中の小学生が被害にあったショッキングな事件の犯人名が公表された。すでに犯人は事件直後に自殺を図り、その後死亡した。これを受けスマイリーキクチは「憎しみをぶつけたい者がこの世にはもう存在しない」と改めて指摘。そのため「怒りの矛先が犯人の家族に向けられたり、名前が同じという理由で犯人の親族だとネットにデマが流れるかもしれません」と、今後、ネット上で起こりうることを挙げた。
スマイリーキクチ自身も、ネットでデマが流布したことから殺人事件関係者と中傷され続けた辛い思い出がある。「私刑は正義を逸脱した行為です」とキッパリと言い切り「ストレスを感じた時は一旦情報から離れましょう」と呼び掛けていた。