複数の女性ファンとの愛車を使った不倫が報じられた俳優・原田龍二（４８）が３１日、東京都内で会見を開き、３０日発売の週刊文春で報じられた記事内容について全面的に認めて謝罪した。２８日には妻、弟の俳優・本宮泰風（４７）、本宮の妻で義理の妹にあたるタレント・松本明子（５３）、実の母親の５人で家族会議を開いて説明し、謝罪したことも明かした。

　松本が３０日に水曜レギュラーを務めるＣＢＣ・ＴＢＳ系「ゴゴスマ」で明かしたところによると、家族会議は２８日に開かれていた。

　原田は１０年間の交際の後、２００１年に結婚。１男１女がおり、長女は現在、中１。松本と本宮は１９９８年３月に結婚している。

　原田は家族会議について、２人の子供（長男、長女）は出席していなかったことを明かし、「僕がしてしまったことをまず伝えて謝りました」と説明。母親からは「バカ！」と叱られ、「こんなバカ息子で申し訳ありませんと謝った」と振り返った。

　弟の本宮と松本夫妻の反応については「（家族会議で会う前に）本当は怒っているか悲しんでいるか分かりませんが、『お騒がせします』という言葉を伝えた時に、あの方は本当に心が広い方なので『大丈夫、大丈夫。ちゃんと謝罪をしたら、きっと許してくれるよ』とおっしゃってくれました。弟は僕よりもしっかりしていますので支えてもらっています。本当に僕以外はできた人間たちなので」と家族に感謝。「本当に心を入れ替えなければと思いました」としみじみと話した。

　報道後、家には「帰れていない」といい、２人の子供は会えていない。妻から事情を聞いた息子は「泣いた」そうで、「僕を叱責する内容のメールを送ってきた」という。娘からは「何やってるの」というメールが届き、すぐに電話して「ごめんね」と謝ったことなどを明かした。妻との離婚話について「今のところ、出てはおりません」と否定。「僕の愚かさは昔から知っているので。心の広い女性ですから…許してくれたらありがたいと思います」と神妙な表情で話した。