蒼井優 時代が変わっても変わらないでいてほしいものは「誠実な映画作り」
女優の蒼井優(33)と竹内結子(39)が1日、東京・日比谷で、姉妹役を演じた映画「長いお別れ」の公開記念舞台あいさつを母役の松原智恵子(74)、竹内の夫役の北村有起哉(45)中野量太監督(45)と行った。登壇予定だった父役の山崎努(82)は、スケジュールの都合がつかず急きょ欠席となった。
70歳の誕生日に認知症となり、記憶を失っていく昇平(山崎)と、共に歩んでいく昇平の妻(松原)、2人の娘(竹内、蒼井)を描いた物語。時代が変わっても変わらない家族の在り方を問いかける作品でもあり、登壇者は「時代が変わっても変わらないでいてほしいもの」をテーマにトークした。
蒼井は「本当はハンバーガーのサイズだったりアイスクリームのサイズだったりするんですが」と笑いを誘いながら、「誠実な映画作りがなくならないでほしいと思った。映画というものに10代半ばで触れましたが、そのときの興奮だったりを、次の代の子たちにも味わい続けてほしい」としみじみ。
竹内は「私も食べ物の大きさについて考えてました。健康的にご飯を食べて、おいしいお酒が飲めればいいかなと思います」と美しい笑顔を振りまきながら、“男前”なコメントで沸かせた。