泉ピン子 老後は坂本冬美に「くっついていく」
歌手の坂本冬美(52)が3日、東京・明治座の舞台「坂本冬美特別公演 泉ピン子友情出演」(27日千秋楽)の公演後、取材に応じた。
坂本の同劇場での座長公演は3年ぶり。今回は“大御所”泉ピン子(71)が友情出演してくれるとあり「ピン子さんに教えていただいている。ドーンと行けって感じ。ノビノビとやらせていただいてます」と笑顔をのぞかせた。
坂本と泉は第1部の「恋桜」で昨年舞台初共演。2004年にもTBS系「ラブ・ジャッジ」で共演しているが、2人の縁は坂本が恩師と慕う歌手・二葉百合子(87)が泉の両親と親交があったことに始まる。第2部の歌謡ショーでは、泉が二葉の代表曲「岸壁の母」のナレーションも務めた。
坂本は「岸壁の母はピン子さんが出てくださるというので、メニューに入れました。ピン子さんは歌えて、しゃべれて、『岸壁の母』では大女優になってしまう…。すべてもっていかれました」と完全脱帽。泉も明治座への出演は2006年1月の舞台「渡る世間は鬼ばかり」以来13年ぶり。「脇って楽。冬美ちゃんはまったくの天然で、面白いですよ」と評したあとで「老後はこの人にくっついていく。この人の一座に入ってね」と怪気炎だった。