タレントのヒロミが４日、フジテレビ系「バイキング」に出演。元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者が長男（４４）を殺害したとされる事件について、コメントした。

　この事件を巡っては、元大阪市長の橋下徹氏がツイッターで「他人様の子供を犠牲にすることは絶対にあってはならない。何の支援体制もないまま、僕が熊沢氏と同じ立場だったら、同じ選択をしたかもしれない。本当に熊沢氏の息子に他人様の子供を殺める危険性があったのであれば、刑に服するのは当然としても、僕は熊沢氏を責められない」などと発言。賛否両論の意見を巻き込み、反響をよんでいる。

　ＭＣの坂上忍が「これを共感といっていいのか分からないのですが、気持ちは分かります」と口にすると、ヒロミも「（ツイッターにこのような形で）書く気にはならないけど、思いとしては、同じ立場だったら分かる」とうなずいた。

　坂上も「どんなことがあっても、他人様はもちろん、自分の子供を手にかけちゃいけないのは分かってる。ただ、思いとしては、自分の大切な人が何か危険な目にあった時、許せないことがあった時、その時は自分がこの先どうなったっていいですから、徹底的にやってやりますよ、という思いは（ある）…」と語った。

　２児（２男）の父であるヒロミは「思いは…ね。よくね、自分の息子が殺されたら、その殺したヤツを殺したいとか、思いとしてはあるけど、こうやって書いちゃったり、公に言うとさ、それはそれで（いろいろ）言われる。橋下さんの場合は、言われるのは覚悟で言ってる（発言してる）から」ともコメントした。